新型コロナ対策にホームページが重要?幼稚園の取り組みについて

新型コロナ対策として、どこの幼稚園も様々な取り組みを行い、子供に配慮した運営を行っています。その際に、ホームページで情報を発信するなど、保護者と情報共有する手段を確保することは重要です。
今回は新型コロナ対策として、幼稚園が取り組んだ事例やホームページ制作するメリットなど詳しい内容を紹介していきます。

幼稚園で発注をキャンセルできなかった分を保育園などに販売

新型コロナの影響で、幼稚園が休園になったとしても給食のキャンセルが間に合わないケースもあります。そんな時に、余った給食を保護者に販売した幼稚園があるようです。詳しい事例を紹介していきましょう。

預かり保育に余った給食を提供する

新型コロナの影響で給食が余ってしまった時、預かり保育に提供することで食材を無駄にしない工夫を行った事例があります。 
幼稚園が休園になったとしても、仕事が休めずに子供を見てもらいたい保護者もいるため、給食の提供は助かるという家庭も多かったでしょう。

参考:文部科学省「給食の提供や、発注済み食材の地域 への販売を行う」

給食のキャンセルが間に合わなかったため保育園に提供

幼稚園が休園することになった時、給食のキャンセルが間に合わなかったため、保育園に食材を提供したという事例があります。 
全く子供が通っていない状態では、給食が無駄になってしまうでしょう。ただ廃棄するだけでなく、保育園に提供すれば有効活用してもらうことができます。

ご飯を食べる時には屋外など密を避ける

幼稚園でご飯を食べる時には、新型コロナ対策として屋外で食事をとるなどの対応が行われた事例があります。 
子供も楽しみながら食事ができるので、保護者も安心して幼稚園に任せることができるでしょう。

幼稚園の屋外で遊ぶ時も入れ替えで密にならない対策

屋外で子供が遊ぶ時も、人数が多いと密になってしまう恐れがあります。新型コロナ対策の一環として、屋外で遊ぶ時は入れ替え制を採用して、子供が密にならない対策が講じられた事例もあるようです。

1クラスごとに屋外で遊べるように人数を制限

全ての園児が庭で遊ぶと、人数も多いため密になってしまう可能性があります。そのため、幼稚園の庭で遊ぶのは1クラスごとにして、人数を制限するなどの対策が講じられた事例があるようです。 
少ない人数であれば密を避けるきっかけになるので、保護者も安心して子供を任せられるでしょう。

参考:文部科学省「密にならないよう配慮しつつ園庭を開放し、幼児がのびのびと遊べる環境を整える」

屋外で遊ぶ場合は検温を実施する

幼稚園の庭など、屋外で遊ぶといっても熱などの症状がある場合、他の子供にも感染してしまう恐れがあります。そのため、屋外で遊ぶ前に検温を実施して、症状がある場合には利用を止めるなどの対策を実施した幼稚園もあるようです。 
感染症の早期発見にも繋がるため、定期的な検温は新型コロナ対策として有効になります。保護者としても、厳しくチェックしている方が安心でしょう。

参考:文部科学省「密にならないよう配慮しつつ園庭を開放し、幼児がのびのびと遊べる環境を整える」

複数人が触る可能性のある遊具は極力使用しない

新型コロナ対策として、複数人が触る可能性のある遊具は使用しないような遊びを実施する幼稚園が増えました。 追いかけっこなど、物を使用せずにできる遊びを実施すれば、感染症予防にも効果が期待できます。より安全に子供を預かるためにも、遊具の使用は控えた方が良いでしょう。

幼稚園が休園している時などは電話や家庭訪問を行う

新型コロナの影響で休園した場合などは、保護者や子供の状況を把握するために、電話や家庭訪問を実施して家庭の様子を確認するなどの取り組みを行った事例があります。
具体的に、どのような方法で家庭の様子を確認したのか、詳しい事例を紹介していきましょう。

1週間に一度は家庭に電話を入れて健康管理

休園した際には、子供や保護者の様子を確認するため1週間に一度は電話を入れて健康管理を行うといった対応を実施した幼稚園があります。 
電話で確認する際には、問題なかったことを確認する記録表を作成し、家庭の状況をチェックするなどの対応を行ったようです。
保護者からしても、幼稚園側から連絡があれば、困った時や相談したい時に助かります。幼稚園の信頼性を高めるためにも、有効な方法と言えるでしょう。

参考:文部科学省「定期的な電話・家庭訪問・アンケート 等を通じた状況把握・支援」

ツールを利用して困ったことがないかアンケートを実施

休園中に家庭で困ったことがないか、連絡用ツールを活用してアンケートを実施したという幼稚園があります。
体調のことや家庭での悩みなど、多岐にわたる相談に対応し、時には家庭に電話で連絡するといった対応を実施したようです。
保護者との繋がりを持つことで、休園中にもコミュニケーションがとれる手段を講じるのは保護者側からしても助かるでしょう。

虐待リスクなどを避けるためにも丁寧な見守りを実施

虐待などが懸念される家庭には、定期的に連絡して子供の様子を見守るという対応を実施した幼稚園があります。 状況に応じて関係機関に相談するなど、丁寧な見守りを行ったようです。
新型コロナの影響で幼稚園が休園すると、子供の様子が確認できずに虐待の発見が遅れてしまうケースがあります。そうならないためにも、保護者との繋がりが保てる対策は重要と言えるでしょう。

幼稚園側と保護者・子供が対話するなどコミュニケーションを図る

幼稚園が休園して家庭で過ごす時間が増えた場合、子育ての悩みが増えるケースもあります。そんな家庭の悩みを解決するために、幼稚園側が保護者や子供と対話してコミュニケーションを図るなどの対応を実施した事例があるようです。

Zoomを利用して家庭の悩みを聞く

新型コロナ対策として、簡単な家庭訪問ができない時にもZoomを利用して家庭の悩みを聞くといった対応を行った事例があります。 
教員と保護者が対話することで、子供の様子が確認できるだけでなく、子育てで感じた悩みなどを相談することができるでしょう。
また子供と対話することで、幼稚園が再開した時に、先生に怖がることなく子供が接してくれるなどの効果も期待できます。

参考:文部科学省「対面・ビデオ通話・SNS等で保護者のカウン セリングや相談の機会を設ける」

ホームページでスクールカウンセラーの相談日など情報発信

幼稚園のホームページで、子育ての相談を受けてくれるスクールカウンセラーの相談日などを更新し、悩みを抱え込まないように対策した事例があります。 
保護者が一人で悩みを抱え込まないためにも、相談窓口を紹介してあげることも幼稚園側の対応としては重要なことです。

参考:文部科学省「対面・ビデオ通話・SNS等で保護者のカウン セリングや相談の機会を設ける」

一時的に子供を預かったりオンラインで保育したり保護者の負担を減らす

幼稚園の中には、休園期間中も保護者の負担を軽くするため、一時的に子供を預かったりオンラインで子供と対話したりするなどの対応を行った事例があります。
具体的に、どのような方法で保護者の負担を減らしたのか詳しい内容を紹介していきましょう。

仕事が休めない保護者のために一時的に保育

幼稚園が休園していたとしても、休みが取れずに困っている保護者も多いです。そんな保護者のために、幼稚園側が一時的に保育するといった事例があります。 
預かる子供の人数は少なくし、換気はしっかりすることで密にならないように環境を整えていたようです。
急な休園によって、戸惑いを覚える保護者も多い中、幼稚園側が子供を預かってくるのは助かるという家庭もたくさんあります。一時保育は幼稚園側の信頼性を高めるためにも、重要な対応と言えるでしょう。

参考:文部科学省「保護者のレスパイトの時間を作る」

オンライン保育を行うことで保護者の負担を減らす

Zoomを利用して教員と子供が対話することで、保護者の負担を減らすといった対応を実施した幼稚園があります。 
休園中は子供と一緒に過ごすため、普段よりも育児ストレスを抱えてしまう保護者は多いです。そういった家庭の事情を理解して、幼稚園側が子供をオンライン保育するのは保護者としても助かるでしょう。

新型コロナ対策の情報を発信するためにもホームページは重要

幼稚園側が新型コロナ対策について、どのような対応をしたのか、今度どういった対応を行っていくのか保護者に伝えるためにも、ホームページの更新は重要になります。ホームページから気軽に情報を更新すれば、保護者も安心して幼稚園に通わせることができるでしょう。幼稚園がホームページ上で、情報を発信するメリットなど詳しい内容を紹介していきます。

休園中に子育ての悩みを相談する方法を発信できる

新型コロナの影響などで休園が続いた場合、子供が家にいる時間が増え、徐々にストレスが溜まってしまう保護者もいるでしょう。
そんな時に、子育ての悩みが相談できる方法として、幼稚園側はスクールカウンセラーの相談日などを発信するなどの対応ができます。

動画を配信すれば子供が夢中になれる

先生が教える自宅での遊び方や園独自の教育内容などを動画で紹介すれば、子供が夢中になって視聴してくれます。動画を見ている時間は、保護者も時間が確保できるので、育児の負担を軽減させるきっかけになるでしょう。また動画内で先生が登場すれば、幼稚園が再開した時も名前を忘れたり顔を忘れたりして、子供が怖がる心配が少なくなります。「あー、○○先生だー」と子供も興味深々です。

今後の幼稚園の動向などをホームページで情報共有できる

新型コロナの影響で休園した場合、いつ幼稚園が再開するかなど、詳しい動向をホームページで情報共有できます。保護者も、再開するタイミングに合わせて準備ができるので、急な連絡になる心配がないでしょう。

また幼稚園側が一時保育などの対応を行うなら、情報をホームページで発信する方法があります。

仕事が休めないなどの理由で、子供の育児に困っている家庭が相談できるきっかけになるでしょう。

幼稚園が新型コロナ対策の情報をホームページで発信することは大切

新型コロナの影響で戸惑っているのは幼稚園側だけではありません。保護者も急な休園などで、子供を預かってもらえる場所を探すなど、対応に困っています。
そんな時、ホームページで一時保育などの情報が発信できれば、保護者と幼稚園で繋がりが増えるきっかけになるでしょう。
子供を正しく、健全に育児するためにも、幼稚園側の協力は必要になります。今回の新型コロナ対策の取り組みなどを参考に、ホームページや動画での情報発信を検討してみてください。
■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
園の魅力を動画・WEBを活用して支援
園サポ!運営事務局
住所:東京都文京区本郷1-33-4 ヘミニス1-4F
電話番号:03-3868-0017
FAX番号 :03-3830-0331
URL     :https://www.en-support.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □